地球の4要素のひとつである大地、クレイ(粘土)は地球上の動植物にとって治癒効果のあるものとして古来から認識されてきました。特にヨーロッパではフランス伝来のクレイが日常生活の一部として広がっています。
クレイとは、汚染されていない河岸の地下40から60メートルの間に存在する粘土質で、そのミネラル分の違いは色によって識別されやすいため、ホワイト、イエロー、レッド、ピンク、グリーンといった具合に種類分けされています。摘出された粘土は、日光によって乾燥されますが、この過程を通してミネラル分がさらに活性化します。
クレイの主な成分(約40%)はシリカ(ケイ土)で、この他酵素、マグネシウム、カルシウム、鉄分、ナトリウム、亜鉛、クロロフィル等が含まれています。これらのミネラルは有機体なので体内に容易に吸収され、さらにマイナスイオン化して体内への取り込みを促進します。
クレイには放射線が含まれているため、これを体内に取り込むと、放射線が不足している場合には身体のエネルギーを活発にさせ、放射能が過剰にある場合には余剰分を抑えて平常レベルに戻してくれるそうです。
また、痛みを吸い上げ、体内の異物を除去する力もあります。クレイを内服すると毒性物質やガスを除去し、有害なバクテリアやウイルスの活動を沈静させます。クレイはエッセンシャルオイルとは違って殺菌はしませんが、菌を無力化します。クレイ中のマイナスイオンが作用して、体内の余剰なプラスイオンを適度なレベルまで減少させます。
クレイは循環器系を刺激し、赤血球を増産します。肌の蘇生を助け、余剰な脂分と闘います。
このようなクレイの自然の力を利用して、体内の余剰物を除去し、身体のシステム正常化に役立てることができるのです。
Rosemarie Ypma "AROMA & CLAY THERAPY" より一部抜粋翻訳
クレイって クレイって 凄い。